ノーベル化学賞受賞者
年 | 受賞者 | 受賞時年齢 | 国 | 受賞理由 |
2014 | エリック ベツィヒ | 54 | アメリカ | 超解像蛍光顕微鏡の開発 |
シュテファン W. ヘル | 54 | ドイツ | ||
ウィリアム E. モーナー | 61 | アメリカ | ||
2013 | マーティン カープラス | 83 | アメリカ | 複雑な化学システムのための多重スケールモデルの開発 |
マイケル レビット | 66 | アメリカ | ||
アリー ウォーシェル | 72 | アメリカ | ||
2012 | ロバート J. レフコヴィッツ | 69 | アメリカ | G蛋白質共役レセプターの研究 |
ブライアン K. コビルカ | 57 | アメリカ | ||
2011 | ダニエル シェヒトマン | 70 | イスラエル | 準結晶の発見 |
2010 | リチャード F. ヘック | 79 | アメリカ | 有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング |
根岸 英一 | 75 | アメリカ | ||
鈴木 章 | 80 | 日本 | ||
2009 | ベンカトラマン ラマクリシュナン | 57 | イギリス | リボソームの構造と機能の研究 |
トーマス A. スタイツ | 69 | アメリカ | ||
アダ E. ヨナット | 70 | イスラエル | ||
2008 | 下村 脩 | 80 | アメリカ | 緑色蛍光たんぱく質GFPの発見と開発 |
マーチン シャルフィエ | 61 | アメリカ | ||
ロジャー Y. チェン | 56 | アメリカ | ||
2007 | ゲルハルト エルトゥル | 71 | ドイツ | 固体表面の化学反応過程の研究 |
2006 | ロジャー D. コーンバーグ | 59 | アメリカ | 真核生物における遺伝情報の転写の基礎的研究 |
2005 | イヴ ショーヴァン | 74 | フランス | 有機合成におけるメタセシス反応の開発 |
ロバート H. グラッブス | 63 | アメリカ | ||
リチャード R. シュロック | 60 | アメリカ | ||
2004 | アーロン チカノヴァー | 57 | イスラエル | ユビキチンを介した、たんぱく質分解の発見 |
アブラム ハーシュコ | 67 | イスラエル | ||
アーウィン ローズ | 78 | アメリカ | ||
2003 | ピーター アグレ | 54 | アメリカ | 生体細胞膜に存在する物質の通り道の研究 |
ロドリック マキノン | 47 | アメリカ | ||
2002 | ジョン B. フェン | 85 | アメリカ | 生体高分子の質量分析法のための穏和な脱着イオン化法の開発 |
田中 耕一 | 43 | 日本 | ||
クルト ビュートリッヒ | 64 | スイス | 溶液中の生体高分子の立体構造決定のための核磁気共鳴分光法の開発 | |
2001 | ウィリアム S. ノールズ | 84 | アメリカ | 触媒による不斉水素化反応の研究 |
野依 良治 | 63 | 日本 | ||
K. バリー シャープレス | 60 | アメリカ | 触媒による不斉酸化反応の研究 | |
2000 | 白川 英樹 | 64 | 日本 | 導電性高分子の発見と発展 |
アラン ヒーガー | アメリカ | |||
アラン マックダイアミッド | アメリカ | |||
1999 | アーメド H. ズベイル | 53 | エジプト | 化学反応の遷移状態をめぐるフェムト秒分光学を用いた研究 |
1998 | ウォルター コーン | 75 | アメリカ | 密度汎関数法の発展 |
ジョン A. ポープル | 72 | アメリカ | 量子化学での計算化学的方法の開発 | |
1997 | ポール D. ボイヤー | 79 | アメリカ | ATPを分解・合成する酵素の研究 |
ジョン E. ウォーカー | 56 | イギリス | ||
ジェンス C. スコー | 79 | デンマーク | ||
1996 | ロバート F. カール | 63 | アメリカ | 炭素フラーレン(C60)の発見 |
リチャード E. スモーリー | 53 | アメリカ | ||
ハロルド クロトー | 57 | イギリス | ||
1995 | パウル クルッツェン | 62 | ドイツ | オゾンの形成と分解に関する大気化学的研究 |
マリオ J. モリナ | 52 | アメリカ | ||
F. シャーウッド ローランド | 68 | アメリカ | ||
1994 | G. A. オラー | 67 | アメリカ | 炭素陽イオン化学への貢献 |
1993 | K. B. マリス | 48 | アメリカ | ミスマッチオリゴヌクレオチドによる位置特異的突然変異法の開発 |
M. スミス | 61 | カナダ | ||
1992 | R. A. マーカス | 69 | カナダ, アメリカ | 溶液中の電子移動反応速度に関する理論 |
1991 | R. R. エルンスト | 58 | スイス | 高感度・光分解能磁気共鳴法の開発と実用化 |
1990 | E. J. コーリー | 62 | アメリカ | 有機合成の理論および方法論の開発 |
1989 | S. アルトマン | 50 | カナダ, アメリカ | RNAに触媒作用があることの発見 |
T. R. チェック | 42 | アメリカ | ||
1988 | J. ダイゼンホーファー | 45 | 西ドイツ | 光合成反応中心をなす蛋白質複合体の3次元構造の決定 |
R. フーバー | 51 | 西ドイツ | ||
H. ミヒェル | 40 | 西ドイツ | ||
1987 | D. J. クラム | 68 | アメリカ | 高い選択性で構造特異的な反応を起こす分子(クラウン化合物)の合成 |
C. J. ペダーセン | 84 | アメリカ | ||
J.-M. P. レーン | 48 | フランス | ||
1986 | D. R. ハーシュバッハ | 54 | アメリカ | 化学反応素過程の動力学的研究への寄与 |
李 遠哲 (リ ユアン T.) | 50 | アメリカ | ||
J. C. ポラーニ | 57 | カナダ | ||
1985 | H. A. ハウプトマン | 68 | アメリカ | 物質の結晶構造を直接決定する方法の確立 |
J. カール | 67 | アメリカ | ||
1984 | R. B. メリフィールド | 63 | アメリカ | 固相反応によるペプチド合成法の開発 |
1983 | H. タウビー | 68 | アメリカ | 無機化学における業績、特に金属錯体の電子遷移反応機構の解明 |
1982 | A. クルーグ | 56 | イギリス | 結晶学的電子分光法の開発と核酸・蛋白質複合体の立体構造の解明 |
1981 | 福井 謙一 | 63 | 日本 | 化学反応過程の理論的研究 |
R. ホフマン | 44 | アメリカ | ||
1980 | P. バーグ | 54 | アメリカ | 遺伝子工学の基礎となる核酸の生化学的研究 |
W. ギルバート | 48 | アメリカ | 核酸の塩基配列の解明 | |
F. サンガー | 62 | イギリス | ||
1979 | H. C. ブラウン | 67 | アメリカ | 新しい有機合成法の開発 |
G. ウィッティヒ | 82 | 西ドイツ | ||
1978 | P. D. ミッチェル | 58 | イギリス | 生体膜におけるエネルギー変換の研究 |
1977 | イリヤ プリゴジン | 60 | ベルギー | 非平衡系の熱力学、特に散逸構造の研究 |
1976 | W. N. リプスコム | 57 | アメリカ | ボランの構造に関する研究 |
1975 | J. W. コーンフォース | 58 | オーストリア | 酵素による触媒反応の立体化学に関する研究 |
V. プレローグ | 69 | スイス | 有機分子と有機反応の立体化学に関する研究 | |
1974 | P. J. フローリー | 64 | アメリカ | 高分子物理化学の理論、実験両面にわたる基礎的研究 |
1973 | E. O. フィッシャー | 55 | 西ドイツ | 炭化水素についての理論的研究(遷移金属化合物について) |
G. ウィルキンソン | 52 | イギリス | ||
1972 | C. B. アンフィンゼン | 56 | アメリカ | リボヌクレアーゼ分子のアミノ酸排列の決定、活性中心と化学構造との関係 |
W. H. スタイン | 61 | アメリカ | ||
S. ムーア | 59 | アメリカ | ||
1971 | G. ヘルツベルグ | 66 | カナダ | 分子特に遊離基の電子構造と幾何学的構造の研究 |
1970 | L. F. レロアール | 64 | アルゼンチン | 炭水化物の生合成における糖ヌクレオチドの発見とその役割についての研究 |
1969 | O. ハッセル | 72 | ノルウェー | 分子の立体配置の概念の導入と解析 |
D. H. R. バートン | 51 | イギリス | ||
1968 | L. オンサーガー | 65 | アメリカ | 不可逆過程の熱力学の基礎の確立とオンサーガーの相反定理の発見 |
1967 | M. アイゲン | 40 | 西ドイツ | 短時間エネルギーパルスでの均衡擾乱による高速化学反応の研究 |
R. G. W. ノーリッシュ | 70 | イギリス | ||
G. ポーター | 47 | イギリス | ||
1966 | R. S. マリケン | 70 | アメリカ | 化学結合および分子軌道法による分子の電子構造の基礎的研究 |
1965 | R. B. ウッドワード | 48 | アメリカ | 有機合成法への貢献 |
1964 | D. M. C. ホジキン | 54 | イギリス | X線回折法による生体物質の分子構造の研究 |
1963 | K. チーグラー | 65 | 西ドイツ | 触媒を用いた重合で、不飽和炭素化合物から有機巨大分子を作る方法の基礎研究 |
G. ナッタ | 60 | イタリア | ||
1962 | M. F. ペルツ | 48 | イギリス | X線解析による球状蛋白質(特にヘモグロビン、ミオグロビン分子構造)の解明 |
J. C. ケンドルー | 45 | イギリス | ||
1961 | M. カルヴィン | 50 | アメリカ | 植物における光合成の研究 |
1960 | W. F. リビィ | 51 | アメリカ | 放射性炭素による年代決定 |
1959 | J. ヘイロウスキー | 69 | チェコスロヴァキア | ポーラログラフィーの理論およびポーラログラフの発明 |
1958 | F. サンガー | 40 | イギリス | インシュリンの構造決定 |
1957 | A. R. トッド | 50 | イギリス | ヌクレオチドの研究 |
1956 | C. N. ヒンシェルウッド | 59 | イギリス | 気相系の化学反応速度論、特に連鎖反応に関する研究 |
N. N. セミョーノフ | 60 | ソヴィエト | ||
1955 | V. デュ ヴィニョー | 54 | アメリカ | 脳下垂体後葉に存在するオキシトシンおよびバソプレシンの構造決定および全合成 |
1954 | L. C. ポーリング | 53 | アメリカ | 化学結合の本性に関する研究、特に複雑な分子の構造の研究 |
1953 | H. シュタウディンガー | 72 | 西ドイツ | 鎖状高分子化合物の研究 |
1952 | A. J. P. マーティン | 42 | イギリス | 分配クロマトグラフィーの発見およびそれによる蛋白質分析への応用 |
R. L. M. シンジ | 38 | イギリス | ||
1951 | グレン T. シーボーグ | 39 | アメリカ | 超ウラン諸元素の発見 |
E. M. マクミラン | 44 | アメリカ | ||
1950 | O. P. H. ディールス | 74 | 西ドイツ | ジエン合成(ディールス-アルダー反応)を創始し、これを発展させた業績 |
K. アルダー | 48 | 西ドイツ | ||
1949 | W. F. ジオーク | 54 | アメリカ | 化学熱力学への貢献、特に極低温における物質の諸性質に関する研究 |
1948 | A. W. K. ティセリウス | 46 | スウェーデン | 電気泳動と吸着分析についての諸研究、特に血清タンパクの複合性に関する諸発見 |
1947 | R. ロビンソン | 61 | イギリス | 生物学的に重要な植物生成物特にアルカロイドの諸研究 |
1946 | J. B. サムナー | 59 | アメリカ | 酵素が結晶化されうることの発見 |
J. H. ノースロップ | 55 | アメリカ | 諸酵素とウイルスタンパクの純粋調製 | |
W. M. スタンリー | 42 | アメリカ | ||
1945 | A. I. ヴィルタネン | 50 | フィンランド | 農業化学と栄養化学における諸研究と諸発見、特に糧秣の保存法の発見 |
1944 | O. ハーン | 65 | ドイツ | 原子核分裂の発見 |
1943 | G. von ヘヴェシー | 58 | ハンガリー | 化学変化の研究における指示薬としての同位体の使用 |
1942 | ||||
1941 | ||||
1940 | ||||
1939 | A. F. J. ブーテナント | 36 | ドイツ | 性ホルモンに関する研究業績 |
L. ルジチカ | 52 | スイス | ポリメチレン類および高級テルペン類に関する研究業績 | |
1938 | R. J. クーン | 38 | オーストリア | カロチノイド類およびビタミン類についての研究業績 |
1937 | W. N. ハース | 54 | イギリス | 炭水化物とビタミンCの構造に関する諸研究 |
P. カラー | 48 | スイス | カロチノイド類、フラビン類およびビタミンA、ビタミンB2の構造に関する諸研究 | |
1936 | P. J. W. デバイ | 52 | オランダ | 双極子モーメントおよびX線、電子線回折による分子構造の決定 |
1935 | J. F. ジョリオ-キュリー | 35 | フランス | 人工放射性元素の研究 |
I. ジョリオ-キュリー | 38 | フランス | ||
1934 | H. C. ユーリー | 41 | アメリカ | 重水素の発見 |
1933 | ||||
1932 | I. ラングミュア | 51 | アメリカ | 界面化学における諸発見と諸研究 |
1931 | C. ボッシュ | 57 | ドイツ | 高圧化学的方法を発明し、それを発展させたことによる貢献 |
F. C. R. ベルギウス | 47 | ドイツ | ||
1930 | H. フィッシャー | 49 | ドイツ | ヘミンとクロロフィルの構造に関する諸研究特にヘミンの合成 |
1929 | A. ハーデン | 65 | イギリス | 糖類の発酵とこれに与る諸酵素の研究 |
H. K. A. S. von オイラー-ケルピン | 56 | スウェーデン | ||
1928 | A. ウィンダウス | 51 | ドイツ | ステリン類の構造とそのビタミン類との関連についての諸研究 |
1927 | H. O. ウィーラント | 50 | ドイツ | 胆汁酸とその類縁物質の構造に関する研究 |
1926 | T. スヴェドベリ | 42 | スウェーデン | 分散系に関する研究業績 |
1925 | R. A. ジグモンディ | 60 | ドイツ | コロイド溶液の不均一性に関する研究および現代コロイド化学における基礎的方法の創始 |
1924 | ||||
1923 | F. プレーグル | 54 | オーストリア | 有機諸物質の微量分析法の創始 |
1922 | F. W. アストン | 45 | イギリス | 非放射性元素における同位体の発見と整数法則の発見 |
1921 | F. ソディ | 44 | イギリス | 放射性物質の化学に対する貢献と同位体の起源および本性に関する研究 |
1920 | W. H. ネルンスト | 56 | ドイツ | 熱化学における研究業績 |
1919 | ||||
1918 | F. ハーバー | 50 | ドイツ | アンモニアの成分元素からの合成 |
1917 | ||||
1916 | ||||
1915 | R. M. ウィルシュテッター | 43 | ドイツ | 植物色素物質特にクロロフィルについての研究 |
1914 | T. W. リチャーズ | 46 | アメリカ | 多数の元素の原子量の精密測定 |
1913 | A. ウェルナー | 46 | スイス | 分子内原子の結合を研究して先人の諸研究を説明し、無機化学に新分野を開いた業績 |
1912 | F. A. V. グリニャール | 41 | フランス | グリニャール試薬の発見 |
P. サバティエ | 58 | フランス | 微細な金属粒子を用いる有機化合物水素化法により、有機化学の発展に貢献した業績 | |
1911 | M. キュリー | 44 | フランス | ラジウムおよびポロニウムの発見による化学の進歩への貢献とラジウムの性質およびその化合物の研究 |
1910 | O. ワラッハ | 63 | ドイツ | 脂環式化合物の分野における先駆的研究による有機化学および化学工業への貢献 |
1909 | F. W. オストワルト | 56 | ドイツ | 触媒作用に関する業績および化学平衡と反応速度に関する諸原則の研究 |
1908 | E. L. N. ラザフォード | 37 | イギリス | 元素の崩壊および放射性物質の化学に関する研究 |
1907 | E. ブフナー | 47 | ドイツ | 化学-生物学的諸研究および無細胞的発酵の発見 |
1906 | F. F. H. モアッサン | 54 | フランス | フッ素の研究と分離、およびモアッサン電気炉の採用 |
1905 | J. F. W. A. von バイヤー | 70 | ドイツ | 有機染料とヒドロ芳香族化合物の研究による有機化学および化学工業に対する貢献 |
1904 | W. ラムゼー | 52 | イギリス | 空気中の希ガス類諸元素の発見と周期律におけるその位置の決定 |
1903 | S. A. アレニウス | 44 | スウェーデン | 電解質理論による化学の進歩への貢献 |
1902 | E. H. フィッシャー | 50 | ドイツ | 糖類およびプリン誘導体諸物質の合成 |
1901 | J. H. ファント ホッフ | 49 | オランダ | 化学熱力学の法則および溶液の浸透圧の発見 |
[ノーベル賞受賞者]
[ノーベル物理学賞受賞者]
[ノーベル生理学医学賞受賞者]
[ノーベル平和賞受賞者]
[ノーベル文学賞受賞者]
[ノーベル経済学賞受賞者]
[日本人ノーベル賞受賞者]